【書評】すべての社会人に贈る仕事術「入社1年目の教科書」岩瀬大輔

本の紹介

本書は社会人になる人、社会人になったばかりの人からベテランとよばれる人まですべての人に使える仕事術が学べる一冊になります。

 

今年で社会人3年目になる自分ですが、

とてもタメになる、今後気をつけていきたいと思う部分が多く

すべての社会人にオススメできる一方、

 

以下の理由によって共感できない部分もありました。

  • 著者が働いていたときと時代が違う=働き方が違う
  • 仕事に対する考え方の違い
  • 業界、仕事によっては当てはまらない

 

本書は3つの仕事の原則と50の仕事術が書かれています。

今回は自分が読んで大切だと思ったものだけを書いていきたいと思います。

かなりの量になるので1つ1つの文は少なめに紹介していきます。

 

3つの原則

その1

頼まれたことは必ずやりきる

100点満点でもなくてもいいからとにかくやりきる。そうすることで上司に信頼され、次の仕事が回ってくる。そして経験値を積み重ねることができます。

 

その2

50点で構わないから早く出せ

100点目指して1ヶ月をかけるよりも、1週間50点のものを出せ

早めに修正が可能→手戻りのリスクが減る

 

その3

つまらない仕事はない

自分なりの付加価値をつける

仕事の見方を変える

 

入社1年目の教科書

 自分なりに読んで大事だと思ったことを15個紹介します

 

 1.遅刻をするな

「社会人として当たり前のことをできるか人物か

当たり前のことをデキる人が評価され、大きな仕事も任せられる。

 

2.頼まれなくても議事録をかけ

あとで見返す時に便利

上司や先輩からの指摘が良い経験になる

 

3.メールは24時間以内に返信せよ

途中報告でもいいから報告する。

対応が早いだけで2割増しの評価が得られる

ただ内容も相手が読みやすいように工夫する必要がある

 

4.何をやるかよりも誰とやるか

この人たちと働きたいで会社を決める

 

5.情報は原典に当たれ

情報とは見せ方で姿を変える

見えているものが正しいとは限らない

原典を探す際は参考文献を手がかりにする

 

6.「何のため」で世界が変わる

背景を知ることでゴールを知ることができる。

ゴールに合わせて仕事を柔軟に対応することができる

 

7.質問はメモを見せながら

わからないことがあればまずは自分で調べる

調べたことを考え、まとめ、自分なりの仮説をたて、その後、メモを見せながらわからないことを質問する。→言葉が残されていることで思考の共有がしやすい

 

8.会議では新人でも発言せよ

発言しない会議にいる意味はない

人からの意見を恐れず、新鮮な目線で自分なりの意見を言う

 

9.朝の挨拶はハキハキと

会社の雰囲気が明るくなる。

印象が良くなり、同僚や上司の人とコミュニケーションが取りやすくなる

 

10.仕事は盗んで、真似るもの

自分がいいと思ったことを、自分にあったスタイルを見つけたら、積極的に真似る

 

11.仕事は総力戦

ビジネスとは一人で成し遂げるものではない。

仕事の目的はより良い成果物を提供すること。

 

12.まずは英語を読めるようになれ

日本語よりも英語のほうが圧倒的に多くの情報を手に入れることができる。

 

13.社会人の勉強はアウトプットがゴール

自分たちならどう行動するか、判断するか

アクションプランにつなげる

 

14.感謝、感動ためらわず伝える

人間はいくつになっても認められたいもの

ただ素直に感動したこと、感謝、勉強になった部分を伝えればいい

 

15.ミスをしたら、再発防止策を考える

叱られることは、仕事を改善するためのフィードバック

大事なことは同じミスをしないこと

ミスが起こらないように仕事の仕組みを変える

個人に責任があるのではなく、仕組みに問題がある